映画「東京無国籍少女」

東京無国籍少女
押井守の実写作品か・・・。
しかし見なければならない。僕は押井監督のファンだから。

ちょっと及び腰になりつつ見てみたら、結構よかった!
暗喩がふんだんに使われてて監督が意図することは何となく伝わってくる。ストーリー展開はゆっくりでセリフも少ないから見ながら考える余裕もある。押井作品がこんなにも観客に親切で良いのかと思うほど。
一方で本当に理解しようと思ったら何度でも見て考える必要がある。これまでの押井作品を知ってるとより理解しやすい箇所もある。鳥、心と体などなど。

以下ネタバレあり。

とりあえずこれ見るときに注目すべきなのは色だ。
真っ白な中に徐々に混ざってくる赤。ペディキュア。リボンの色。生理。血液。軍旗。
この赤色が現実の目印、象徴といったところだろうか。主人公をいじめるあの子のリボンだけ真っ赤なのは現実世界で生き残ってることを意味してるのだろう。

後はロシア語、ロシア兵、北海道と樺太の地図。
だいたいその辺で戦争してるってこと?でも主人公側の軍旗が旧ソ連ぽい気がするし赤といえば共産党じゃなかった?どういう立場で誰と戦争やってるのか明確に分からない。
自分の知識が足りないのが悩ましい。

あとはセックスの暗喩が一体何を意味してるのか。いままでの押井作品であんな露骨な性的表現なかったし。少し困惑した。
そして二宮金次郎と柴犬・・・。これも謎だ。いつもの犬はどうしたんだ。

DVD化が待ち遠しい。

評価☆☆☆

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